経済初心者必見!簡単理解でニュースが変わるおすすめの本

本要約

みなさんこんにちは! 現在、東京大学工学部に在籍している、さとうじょうゆです!

この記事では私が読んで、「すんなり経済のことがわかった!」と感じた本を紹介します!

経済は、ニュースや私たちの日常生活に密接に関わっています

しかし、その複雑さから遠ざけられがちな経済を、初心者でも理解しやすく解説した本が『東大生が日本を100人の島に例えたら 面白いほど経済がわかった!』です

さとじょくん
さとじょくん

とにかくわかりやすい!

みなさん普段生活していて、ニュースを見て、このような疑問を持ったことはありませんか?

  • そもそもお金と国ってなんのために必要?
  • お金はどうして価値を持つの?
  • 国にはたくさん借金があるらしいけど大丈夫なの?
  • 国会答弁とかニュースでやってるけど何について話し合ってるの?
  • 景気の良し悪しってそもそも何?コントロールできるの?
  • バブルって何?
  • EUとして通貨を統一した意味って何?

この本ではそんな素朴な疑問に100人が住む島を舞台にとてもわかりやすく答えてくれます

この記事では、この本の中から私が特になるほどなーと感じた部分を3つ紹介したいと思います

さとじょくん
さとじょくん

それでは行ってみよう!

お金がお金であるためには?

いつも当たり前のようにみんな使っているお金ですが、お金ももちろん歴史と共にその形や仕組みを変えてきています

そんなお金がお金である条件としては、主に次の三つがあります

  • 同じ国に住む全員が価値を感じること
  • その価値がすぐに、簡単には消失しないこと
  • 細分化できること

確かに上の三つの条件には納得できますが、”同じ国に住む全員が価値を感じること”をクリアするのはなかなか難しい気がします

さとじょくん
さとじょくん

みんな誰かが勝手に作った紙切れを渡されてもそれに価値は感じないよね。。。

ただ、国が「この紙切れを税として納めないと逮捕しますよ!」と言えば、住民たちは逮捕されたくないので税を納めるために紙切れを集めます

その時、単なる紙切れに価値が生まれるのです

このように、国は暴力(逮捕する力)によって成り立っていると考えることもできるのです

景気ってそもそも何?景気を良くするには?

そもそも、政府はなんのためにあるのでしょうか

ここでは簡単のために、①国がより発展するため ②国の平和を守るため とします

そのため政府は、新しいことを始める人が増えればいいと思っています

新しいことをする人が増えれば、その分国が発展しやすくなるからです

この、新しい仕事を始める人が増えている状態」が簡単に言うと景気がいいということです

さとじょくん
さとじょくん

じゃあ、どうやって景気を良くすればいいの?

新しい仕事を始めたい人を増やすには
  • 法律や税制度を変える
    失敗しても安心して社会復帰できるような仕組みを考えてみよう!
  • 新しい仕事を始めたいという気持ちになりやすいようにする
    新しい事業の始め方などを気軽に学べるといいかもしれない!
  • 国民の裕福度合い
    もちろんお金を持っていれば新しいことに挑戦しやすくなる!

こう言うことを考えるのが政府の一つの仕事なんですね

より良い経済システムを実現するには?

色々な国同士の関係だったり、顧客と企業の関係は日々、いや毎秒、常に変化し続けています

その結果として、企業の株価だったり、商品の値段、為替も常に色々な相互作用で変化をし続けているのです

現在の経済システムにおいては、①国がより発展するため ②国の平和を守るため という目的を阻害するほどの貧富の差といった不平等が生まれています

さとじょくん
さとじょくん

ある程度の差は国民同士が切磋琢磨して国がより発展していくために必要だけど、、、

よって、我々は ①国がより発展するため ②国の平和を守るため これらの目的に背かないような経済システムを目指していくべきなのです

理想の経済システムへ
  • 復元力のある法制度
    いわゆる累進課税とかです。平均ぐらい頑張れば自然と貧しかった人もお金持ちだった人も平均ぐらいの所得に引き戻されるようになる法制度を整えようということです。
  • 復元力のある政治制度
    政治家がお金持ちの味方だったら意味がありません。自然と真面目で公平な代表者が増えるような政治制度を目指そうということです。
  • 復元力のある国の仕組み
    いい代表者が増えても、悪い代表者が勝手に政治制度を変えて仕舞えば意味がありません。簡単には悪いことができないような仕組みを作っていこうということです。
  • 復元力のある国際法
    他の国に勝手にミサイルを撃ち込まれたらそこで終わりです。国の間でもダメなものはダメという国際法を整えておく必要があります。

経済の知識が世界をよりクリアにする

ここまでに書いたことがこの本ではさらにわかりやすく、かつ詳しく解説されています

東大生が日本を100人の島に例えたら 面白いほど経済がわかった!』は、経済の基本を学びたいすべての人にとって価値のある本です

経済についての知識は、より賢明な消費者、投資家、そして市民になるための鍵です

この本を手に取り、経済学の世界に一歩踏み出してみませんか?

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